北海道のナイタースキー場の魅力
北海道は雪が非常に乾いていて軽いパウダースノーで有名ですが、日本一のナイタースキー場としても知られています。ニセコ、富良野、ルスツでのナイターを満喫するためのガイドをご紹介します。
北海道らしい広大な農地では、人参、じゃがいも、カボチャなど秋野菜の収穫がみられ、黄金色に輝く田園は新米の季節を迎えます。夏の太陽を存分に浴びた農作物の収穫の時期が始まります。
北海道の夏はお盆過ぎから徐々に秋の気配を漂わせます。
7月にいっせいに咲き誇った白やピンク、紫のじゃがいもの花々が見られたジャガイモ畑では収穫が始まり、可憐な白い花と黄緑の茎が印象的な蕎麦畑は茎が赤く色づきます。
夏を感じさせる光景が眩しかった青々とした田園風景と入道雲は、穂が垂れ、黄金色に輝き、低くなった空に浮かぶ鰯雲と相まって秋の光景を作り出し、新米の季節を感じさせます。
ニセコエリアではあちこちで秋を感じる光景に変化し、肥沃な土地で育った秋の恵みをテーブルで楽しむことができます。
ゆめぴりか、おぼろづき、ななつぼし・・・北海道が誇る北海道産米。ニセコ町のお隣の町、蘭越町は特に米所として知られ、夏は青々と育つ苗、収穫時には黄金色の絨毯のような田園風景が見られます。ミネラルが多い水と、比較的温暖な気候と肥沃な土壌が水田の耕作に最適で、この蘭越町で生産される米、「らんこし米」は道内外でも人気のブランド米として知られています。北海道では他の地域よりも一足早く収穫が始まるため、9月・10月には新米が出荷されます。
蘭越町だけでなく、羊蹄山麓エリアで作られたお米は直売所や道の駅にも並びます。ぜひ、気になる品種を試してみてください。
<北海道米の品種>
ゆめぴりか:北海道の最上級ブランドとして知られ、濃い甘さと粘りが特徴。
ななつぼし:甘みと粘りのバランスの取れた品種で、冷めても美味しく、道内では最も食べられているそう。
おぼろづき:冷めても硬くなり辛く、独特の風味を持った品種。北海道米の中では一番粘りが強い。
男爵、キタアカリ、とうや、きたかむいなど北海道で収穫されるじゃがいもには様々な品種があります。倶知安町や羊蹄山麓エリアで最も多く栽培されているのが男爵いもで、約6割を占めます。町の特産品として知られる倶知安町での収穫量は年間約2万3千トン以上。土地柄、1日の気温差が大きく、多くの栄養素を与えるため、甘くて美味しいじゃがいもが育つのです。
秋、通りを走っていると、ジャガイモ畑での収穫作業の様子が見られます。山盛りのじゃがいもを積載して走っているトラックに出会うこともできますよ。直売所で見かけたら、ぜひ食べ比べをしてみてください。
<じゃがいもの主な品種>
男爵:北海道で一番多く栽培されている、ゴツゴツとした見た目のじゃがいもを代表する品種。
キタアカリ:男爵のような見た目で果肉が黄色い品種。加熱調理でホクホク感が増す。
とうや:煮崩れしにくい大きめのサイズのじゃがいもで、扱いやすく、ポテトサラダに向いている。
きたかむい:大地のりんご、と呼ばれるほど多くのカリウムやビタミンを含み、柔らかい肉質で甘い品種。
北海道はゆり根の日本一の生産量を誇り、なんと99%が北海道産です。その中でもニセコ町の隣町、真狩村は道内作付の約3割を占めるほどの産地です。良質のでんぷんだけでなく、じゃがいもの2倍と言われるタンパク質、カリウム、鉄、リンなど多くの栄養素を含んでいます。
何よりもあまり知られていませんが、ゆり根が食卓に届くまでには6年もの年月がかかり、日光にあたると変色したり、とても傷つきやすいデリケートな作物です。大事に育てられる真狩産のゆり根は白く、丸く、ぷっくりと太った日本一の品質を誇ります。5年目の秋に収穫される高級食材、ゆり根。かき揚げやコロッケにしても美味しいです。
地元のスーパーや真狩村の直売所などでは、おがくずに守られて販売されています。茶碗蒸しにゆり根が入っているといつもよりワンランク上のお味に。ぜひ試してみてください。
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