
ニセコ・ルスツ・富良野|北海道の人気観光地のおすすめお出かけスポット
北海道の人気観光地、ニセコ、ルスツ、富良野。各エリアのスタッフがこの夏おすすめするお出かけスポットをご紹介します!
多くの海外スキーヤーで賑わうニセコ東急グラン・ヒラフスキー場やニセコHANAZONOリゾートもじゃがいもの生産で有名な倶知安町にあります。古くからじゃがいもの栽培が行われてきた倶知安ニセコエリアでじゃがいもにまつわるお話をお届けします。
冬のスキーリゾートとして賑わうニセコも夏は全く違う顔を見せてくれます。雪で隠れている草原も大型連休が明け、遅めの桜が咲き始める頃には雪解けが進み、広大な農地が顔を出します。その上をトラクターが糸を縫うように農地を耕す、植え付け作業のシーズンが訪れます。
古くからじゃがいもの栽培が盛んなこの地域では、1800年代の開拓時代から広く栽培されるようになったと言われています。1920年代には北海道の特産品として本州に出荷されるようになりました。濃いモカ色の農地が羊蹄山麓に広がっており、年間2300トンを超える収穫量を誇ります。
豪雪地帯としても有名な倶知安町では、雪が土にミネラルと水分を豊富に与え、寒暖差の激しい気候も手伝い、デンプンを多く含んだほくほく感あふれるじゃがいもを育てます。
春の雪解けとともに農作業のシーズンが始まります。やがて肥沃な茶色い農地は青々とした緑に変わり、秋の収穫まではじゃがいもが土の中でそのデビューの瞬間を待っているようです。
羊蹄山麓をドライブしていると、町の境にカントリーサインという市町村の看板が設置されているのに気づきます。走行中にどの市町村に入ったかを教えてくれるあの看板です。特産品のイラストと町の名前が書かれているので、とてもわかりやすくなっています。じゃがいも(じゃが太くんとじゃが子ちゃん)がスキーやスノーボードを履いている倶知安町のマスコットは、そのシンプルでアンバランスな見た目と、夏と冬をうまく象徴したキャラクターとして倶知安町を訪れる外国人にも広く知られています。
町中にはそのキャラクターのお土産グッズも売られ、催事やお祭りにも着ぐるみマスコットが応援に駆けつける人気者となっています。
これは倶知安のじゃがいも物語のまだまだ序章です。羊蹄山麓エリアの夏の風物詩とも言えるじゃがいもの花畑、じゃがいも三昧のじゃが祭り、そして特産、倶知安540じゃがいもの物語もお楽しみに。
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ニセコ近郊の仁木町は果物の生産が盛んです。夏は様々な果物が実り、果物狩り体験として開放している果樹園も多くあります。この夏はご家族で、仲間同士でニセコを拠点に美味しい体験、してみませんか。
そろそろ早いところでは今年の桜の開花情報が出る時期になりました。北海道は桜前線の最終地点。今年はいつ頃開花するでしょうか。