北海道のナイタースキー場の魅力
北海道は雪が非常に乾いていて軽いパウダースノーで有名ですが、日本一のナイタースキー場としても知られています。ニセコ、富良野、ルスツでのナイターを満喫するためのガイドをご紹介します。
爽やかな北海道の夏は短く、あっという間に過ぎ去ってしまうので、特に6月〜9月の期間は目一杯夏を感じられるレジャーやアウトドアアクティビティが人気です。ニセコ、ルスツ、富良野といった北海道でも人気の観光地は、冬はパウダースノーを求めて国内外の多くのスキーヤーやスノーボーダーで賑わいますが、グリーンシーズンは冬とはまったく違った景色の中で夏にしかできない体験をすることができます。
ニセコは冬には満室御礼の海外仕様のモダンなコンドミニアムホテルがお手頃価格で貸し出されるため、ラグジュアリー気分を味わいながら宿泊し、ニセコを拠点に近隣の観光スポットをめぐったり、ラフティングやゴルフ、ハイキングなどのアクティビティを楽しむのがおすすめです。
ルスツはニセコから車でも30分ほどの距離にある通年型の総合リゾートです。北海道有数のリゾート地ということもあり、バリエーション豊富なアトラクションが揃う北海道最大級の遊園地やゴルフ、プール、温泉、ウェルネス、食、など性別問わずどの世代でも楽しめるので3世代での旅先に選ばれることも多いリゾート地です。3世代旅行や小グループ旅行には特に最上階のペントハウスステイがおすすめで、プライベートバルコニーでは大自然を眼下にBBQを楽しむこともできます。
北海道のちょうど真ん中に位置する富良野は、夏の花畑が圧倒的な人気を誇り、ラベンダー畑だけでなく、足を少し伸ばせば美瑛や上富良野の花畑、白金の青い池などの絶景と、ワインやチーズ、アイスクリームなど美味しいグルメを楽しめるので、国内外から人気の観光地となっています。
今年の夏、北海道旅行を計画されている方には、ぜひトライしてほしいおすすめのレジャー&アクティビティだけでなく、おすすめの宿泊先も一緒にご案内します。
1. サイクリング
ニセコは、北海道最大の自転車ロードレース「ニセコクラシック」や「ニセコグラベル」、「HANAZONOヒルクライム」などが開催されるほど自転車競技が盛んです。湿度が低く穏やかな気候が、世界中からサイクリストを引き寄せます。道幅が広く静かなこの土地では、あらゆるレベルで楽しめるさまざまなコースや大会が用意されています。
雄大な景色を背景に比較的フラットなコースなら、羊蹄山を一周するコースがおすすめです。上級者に人気の信号のないワインディングロード、「ニセコパノラマライン」は、高低差のあるコースを走りながら絶景を楽しむことができます。
2. ハイキング
雪山で有名なニセコアンヌプリ(標高1,308m)は、夏の登山でも人気です。ニセコ東急グラン・ヒラフスキー場側から直接アクセスできますが、自然の地形を活かした登山道からの圧巻の景色を楽しめるため、五色温泉側の登山道から入山するのがおすすめです。冬はバックカントリーの宝庫として人気のあるチセヌプリ、イワオヌプリなどの山々が連なっており、夏は全く異なる表情で登山者を楽しませます。
上級コースを求める方には、6月中旬からシーズンインする羊蹄山(標高1,898m)がおすすめです。蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山は、ニセコエリアのアイコン的名峰で、7月上旬から8月にかけて100種以上の高山植物が咲き誇ります。天候が急変することもあるので、事前にしっかりとした準備が必要です。初めての方には、ガイド付き登山をお勧めします。
3. ラフティング
ニセコでは、尻別川を下るラフティングが人気です。尻別川は、日本でも有数の清流として知られ、羊蹄山を回り込み、日本海まで続く全長126kmの一級河川です。
雪解けの春は水量が増え、スリリングな川下りが楽しめますが、徐々に夏に入ると穏やかでゆったりとしたライディングとなり、周りの木々からの木漏れ日や鳥のさえずりなど、自然と溶け込む体験が可能です。学生さんや若者がアドレナリンを求めたり、小さいお子さんがいらっしゃるファミリー層でのゆったり時間やペットとも体験できたりと場所やコース、ラフティング会社によって体験は様々です。ほとんどの会社が、川下りでの撮影もしてくれるので、良い夏の思い出作りになるはずです。
4. BBQ
北海道では暖かくなると、あちこちから焼肉の香ばしい香りが漂います。短い北海道の夏を精一杯満喫するため、旅行者だけでなく、地元の人も軒先やガレージ、庭先でのBBQを楽しむ姿をよく見かけます。
地元の新鮮な食材を調理して楽しみたいという方には、キッチン付きのコンドミニアムタイプのホテルが人気ですが、ホテル滞在でBBQをするのは難易度が高いのが現状です。ですが、天気も良く、北海道の海の幸や新鮮野菜をシンプルに楽しみたい方にはBBQが可能な宿泊施設がおすすめです。どのお部屋も最上階のペントハウスなので、プライバシーも守られながら専用テラスで自然を眺めながら舌鼓はいかがでしょうか。
BBQおすすめ宿泊施設:ザ・セツモン|ザ・ヴェール・ニセコ
その他のBBQができるペントハウス特集はこちら。
5. ルスツリゾート遊園地
「ルスツリゾート遊園地」は、8つのジェットコースター、キッズランド、観覧車など、スリル満点の乗り物がある北海道でも最大級のテーマパークです。屋外には滑り台付きのジャンボプールがあり、暑い夏ののアクティビティにぴったりです。遊園地の他にも温泉、キャンプ場や動物と触れ合える広場、絶景スポットなど、どの世代でも丸々一日楽しめます。
ルスツリゾートを楽しむ拠点には「ザ・ヴェール・ルスツ」がおすすめです。リゾート内に立つ、新しいコンドミニアムタイプのホテルで、自然に溶け込むような設計が魅力です。大きな窓からはルスツの緑が見られ、都会の喧騒から離れたゆっくりとした時間をお過ごしいただけます。
6. ゴルフ
ルスツリゾートゴルフ72は、18ホールの4つのコースで構成されている人気のあるゴルフ場となっています。4つのコースは、ルスツ周辺の自然の地形を生かした設計で、遠くに羊蹄山を望むことができます。プロゴルファーのジャンボ尾崎さんが設計したタワーコースは、腕試しに最適なコースです。
パークゴルフコースやゴルフ練習場もあり、初心者の方やスキル磨きに最適な施設です。天候にもよりますが通常、10月中旬まで営業しています。
7. アドベンチャースポーツ
暖かい季節になると、レジャーを楽しむためにルスツにはスポーツ愛好家が多く訪れます。カヌーやラフティングで尻別川を下れば、絵に描いたような美しい自然の風景が広がります。近くの釣り堀では、イワナやマスが釣れるフライフィッシングも楽しめます。他にも、テニス、乗馬、ランニングコース、マウンテンバイクなどがあり、夏の北海道の爽やかな環境の中で、思い切りアウトドアを楽しむのに最適です。
8. 花畑
富良野は、春から夏にかけて、ラベンダーをはじめとする彩り豊かな圧巻の花畑で知られています。ラベンダーは1940年代から北海道で栽培されていましたが、低価格の輸入ラベンダーが国内に出回るようになり、需要が減ってきました。そのため、富良野の農家さん達は農業から観光業に力を入れ、富良野周辺には観光客を魅了する美しい花がたくさん植えられたそうです。
富良野や美瑛周辺にはたくさんの花畑が点在し、ポピー、ヒマワリ、ルピナス、ユリなど、様々な種類の花が咲き乱れます。より多くの花畑を巡るなら、車での移動がおすすめです。
富良野初のラグジュアリーコンドミニアムホテル、フェニックス富良野とフェニックスウェストは、富良野での夏を満喫するには最適なロケーションです。
9. フルーツ狩り・野菜収穫体験
富良野エリアでは、いちご、ブドウ、さくらんぼなどの季節の旬のフルーツ狩りだけでなく、北海道ならではのハスカップ、アスパラガス、じゃがいも、さつまいも、栗拾いなど人気の味覚狩り、収穫体験ができる農園も多いです。
時間制限のない食べ放題や、摘み取った物を地方発送できたり、摘んだフルーツでジャムを作ったり、農園によって様々なサービスを提供しています。完全予約制の果樹園もあるので、事前に調べていくのがおすすめです。
10. グルメ
写真映えするスイーツをはじめ、特産品のメロンを使ったデザートや、チーズ、ワインなど旅に欠かせない「食」を満たしてくれるグルメが豊富なのも富良野エリアの特徴です。内陸に位置する富良野ですが、新鮮な魚介類や美味しいお肉や野菜の宝庫でもあります。そのため、寿司や和食、焼き鳥、ジンギスカンをはじめ、カレーや洋食レストラン、餃子、ラーメン、と様々なジャンルのレベルも高く、同じようにカフェやスイーツ、パン、喫茶文化も根付いています。
北海道はパウダースノーのイメージが強いですが、夏の休暇を過ごす場所としても魅力的です。快適な気候の中で楽しめるレジャーをお探しの方にも、夏の日差しを浴びながらのんびり過ごしたい方にも、北海道はお勧めの旅行先です。
人気のお宿はすぐに満室になりますので、計画を立てるのはどうぞお早めに。
北海道は雪が非常に乾いていて軽いパウダースノーで有名ですが、日本一のナイタースキー場としても知られています。ニセコ、富良野、ルスツでのナイターを満喫するためのガイドをご紹介します。
国際色豊かなニセコでは、様々なイベントでお祝いします。旧正月は、冬のイベントの中でも大きなイベントの一つで、多くの観光客がこの日をお祝いします。
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